テントを購入し、その付属のペグだけでは歯が立たない。こういう経験をされた方はいるだろう。
行く予定の場所に合わせてペグを用意するのは重要だ。
やっぱり、ペグというとこのペグは外せない。最も強力なペグといえば、やっぱりスノーピーク製のソリッドステイクだろう。鋳鉄製のペグ。長さも50cmぐらいまである。
30cmのもので、1本あたり350円程度。テント1棟につき、最低でも15本程度必要でタープを一緒にたてると合計30本ぐらいは用意する。すべてこのタイプにしていくと、ペグだけで10,000円程度となる。
最初からいい道具を揃えるのもいいが、すべてこのような最高級のペグを必要としているわけでなはないと思う。ちなみに、うちの場合は、ソリッドステイクのペグは20cmを4本、30cmを4本持っている。キャンプを始めたばかりの頃で、やっぱり固い場所には必要だろうということで買ってみたものの、結局その後、買い足していない。 どうしても土中の石に当たってしまうような場所のみ使用している次第である。結局最初に買った8本のまま。何も、一つのテントにペグを全て統一する必要も無かろう。困ったときだけ使っている。結局8本以上必要になったことがない。
で、うちのペグの主力は、やっぱりこれ。費用対効果は抜群である。
ちなみにキャンプ用品ではない。土木用のロープ用釘。メガネ釘のφ8~9で、200mm~250mmのものである。1本あたり80円程度である。安いと50円程度。
ペグを無くしたとしても、全く後悔しないし、粗雑に扱って曲がろうが全然気にならない。
使っているうちに若干曲がることはあるが、十分に剛性はある。
まあ、通常のオートキャンプ場であれば、これだけで問題はないだろう。
ちなみに、メガネにロープを通すこともせず、メガネの外の部分にロープを引っかけるような使い方をしている。一度、これを使ってしまうと、他のものを買えなくなってしまった。なんせ、価格が・・・
邪道と言われるかもしれないが・・・。
もちろん、アウトドア用品店には売っていない。ホームセンターのキャンプ用品コーナーでなく、DIYの釘コーナーで販売されている。釘なので、打ち込みにもそれなりに強い!
うちの場合は、湖畔でキャンプすることが多い。要するに20~25cmぐらいの鉄製のペグでは砂地に打ち込んだところで、ぬかに釘状態となることが多い。
ようするに、通常のペグでは全くの役立たずになる。
ちなみに、うちは焚き火台で薪を燃やすことが多い。冬は薪ストーブを使う。そう、薪をペグの代わりになるのである。薪ストーブを使用している人なら、鉈を持って行くことが多いだろう。ようするに木杭を即席で作ってしまうのである。木杭を持って行くのもいいだろう。そのかわり、ハンマーは土木用の重たいハンマーで打ち込まなければならない。合わせて、木釘を持って行くのもいいだろう。薪に釘を打ち込み、ロープかけを即席で作ってしまうのである。失敗したものは、薪にしてしまえばいいのである。
ごちゃごちゃと書いたけれど、うちのキャンプスタイルはこんな感じに行き着いてしまった。
賛否両論有るだろう。でも、やっぱりメガネ釘はやっぱりいいね。